夏にプチ秘境?愛媛県の滑川渓谷に行ってみた!
国道11号線をドライブしていると桜三里の近くで気になるのが滑川渓谷の標識。ここを曲がれば渓谷らしいが、どんなところか不明。愛媛県在住うん十年の夫に聞いてみるも行ったことはないとのこと。どうせ大したことないだろうと渋る夫を説得し、せっかくなので滑川渓谷に行くことにした。
休日には滑川渓谷入り口にカフェ?がオープンしているようだが、滑川渓谷付近には飲食店はないので、国道11号線の桜三里付近の飲食店で済ませておくか、お弁当を持参して渓谷で食べるのがおすすめ。ちなみに私たちは国道沿いの中華そば心(しん)で。昔懐かし優しい味の中華そばが美味。
腹ごしらえをしたら、いざ滑川渓谷へ!平家の落ち武者が道を歩いていてもびっくりしないのではないかというくらい、のどかな風景が広がっていた。まるで昔話みたい。滑川渓谷までは細い道が続くので運転の自信がない人は要注意。滑川渓谷までは案内もあるので、迷うことはないと思う。
くねくね道を進み続け滑川渓谷の入り口に無事到着。駐車場は渓谷入り口にある数台分のみ。ここまで山道の運転を頑張って駐車場が埋まっていたら…考えただけでも切なすぎる。駐車場のそばにはカフェ?と公衆トイレがある。トイレはここだけなので滑川渓谷を楽しむ前に是非行っておこう。
渓谷に入るとすぐに癒しの世界が広がっていた。水の流れる優しい音、柔らかい木洩れ日、足に触れる水の冷たい感触。すべてが火照った体に心地いい。全身で風を感じながらゆっくりと進んでいく。
ちなみに道はぬかるんでいるところも多い&水に足をつけたいので↓こんなサンダルで行くのが個人的にはいいと思う。
歩いてすぐに表れる雄大な景色。岩肌があまりにも大きくて、地学を真剣に勉強しておけばよかったと後悔した。
なんだか外国に来たような気分が味わえる。
下界の蒸し暑さがうそのような涼しさ。ひんやりした空気が心地いい。
一番奥にある滝。大きな滝ではないので、ここなら滝行ごっこも可能だ(帰りはずぶ濡れになるけど)。大きな岩が一面にあるので岩に腰かけてお弁当やおやつを食べるのもおすすめ。ちなみに夫は昼寝をしていた。この辺りは(私だけかもしれないが)スマホが圏外だったので、デジタルデトックスにも最適かもしれない。
別にわざわざ有名でない渓谷なんて行かなくてもと乗り気でなかった夫も大満足の滑川渓谷。涼を求めて訪れてみてはどうだろうか。