勉強嫌い、英語嫌いの夫がなんとか英語学習の重い腰を上げられたアイテム3つとは?
私の夫は勉強が苦手。中でも英語は本当に義務教育を受けたのか?とツッコミたくなるような怪しいレベル。そんなわけで一緒に旅行をしても 独学ながらTOEICで900点越えの 私が通訳兼コーディネーター。旅行中、彼は話しかけられてもニコニコ笑ってやり過ごすのみ。
さすがにこの状況はまずいと思ったようで、「あれは英語でなんて言うの?」「この単語はどういう意味?」と聞いてくるようになってきた。これは英語の勉強を始めるチャンス!と思い最初にプレゼントしたのがキクタン英会話(基礎編)。
アルクのキクタンシリーズは英語学習に本当におすすめ。個人的に気に入っているポイントは
・本が小さくて軽い
・日本語と英語が流れるので、本を開かなくても音声だけで学習ができる
・リズムに乗って英語が流れてくるので頭に入りやすい
・使えるフレーズが満載
・一日の勉強量が明確
・レベルが細かくわかれている
これなら勉強が苦手な夫でもリズムに乗って楽しんで聞いてくれるのではないか、会話なので勉強っぽさが減るのではないかという期待を込めて勉強スタート。さて英語初心者、勉強大嫌いの夫はどうか。
・音声を運転中に聞き流すことはできた
・思っていた以上に英語の基礎知識がなく、聞き取れないところがたくさんあった(よく今なんて言っていたのと質問された)
・テキストで確認しても文法や単語など知らないことが多すぎてよくわからなかった
夫の場合はもっと使う場面がピンとくる海外旅行編の方が良かったのかもしれない。
何はともあれ彼の場合もっと基本的なところからスタートしないと厳しいというわけで次に挑戦したのが中学3年分の英語が3週間で身につく音読。
これは音読とタイトルにあるけれど文法を超簡単にまとめてあるのでわかりやすい一冊。字も少なく大きくて見やすい。一日の勉強量が明確。音声もついているのでおすすめだ。
さて夫の反応は…。
・車の運転中に聞き流すことはできた
・聞き取れないところはたくさんある
・本を読むのは面倒だなあ(もはや文字アレルギー)
今でもドライブ中にCDはかけており、わからないところは私に確認しているので聞き取れるようになりたいという気持ちはあるようだ。一方で本を読んで勉強しようというほどの学習モチベーションは生まれなかった。残念。
そんな夫に勧めてみたのが語学学習アプリのDUOLINGO。日本語に対応している言語は少ないが様々な言語を無料で学ぶことができる。
DUOLINGOのいいところは
・5分から学べるので隙間時間に勉強できる
・リスニング、ライティング、発音、文法などまんべんなく学べる
・ゲームのように楽しんで学習できる
・毎日学習したくなる仕組みがいろいろある
夫はどうかというと、ほぼ毎日数分でも学習している。いままで恥ずかしがって絶対に英語を声に出そうとしなかったのに発音している(そして認識されずしょげている)。音声を何回も繰り返し聞いている。やった!この調子で頑張れ!
さてこのDUOLINGO、英語の中上級者にとっては物足りないかもしれないが、英語で他の言語を学ぶのは使い勝手がよくておすすめだ。実際私は英語でフランス語とスペイン語を学習しているが、日本語で学ぶよりも文法が似ている英語の方がピンときてわかりやすい。マルチリンガルを目指す人には是非使ってほしいアプリだ。