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日帰りでも大満足!行かなきゃもったいない高知市弾丸旅!

2019/01/05
 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

思い立ったら高知へGO!

あ、カツオのたたきが食べたい!

いよいよ秋がやってくる!秋といえばサンマもいいけど、なんといっても戻り鰹が最高!以前高知でカツオのたたきを食べたときに「こんなにカツオのたたきっておいしいの?今まで食べてきたものと全然違う!」と感動したことが忘れられずにいた私。あのときあんなにおいしかったのだから、戻り鰹の今の時期なら絶対にもっとおいしいはず!というわけで、急遽日帰りで高知に行くことに決定(相変わらず、思いつきで行動してるなぁ)。

 

バスのチケットゲット

愛媛からの日帰りなら、電車でもバスでも大丈夫。今回は旅費を節約するためにバスで行くことにしました。ホエールエクスプレスという名前もかわいらしい。またホエールウォッチングに行きたいな。

今回は最大限高知に滞在したかったので、始発で出発して、最終で帰ることにしました。
行き 余戸南インター 8:17 → はりまや橋 10:30
帰り はりまや橋 19:35 → 余戸南インター 21:45

まずはチケットゲット。空きがあれば当日運転手さんから買うこともできますが、今回は事前に買っておきました。ネットでも手配できるようでしたが、スマホの調子が悪かったのでいよてつの駅で購入。あとは出発するだけ!

 

バスで遠足気分

今回乗った余戸南インターはいよてつ鎌田駅から歩いて5分くらいのところにあります。簡単な屋根とベンチはありますが、特に待合スペースがあるわけではないので見落としてしまいそう…。おまけに天気によっては長時間待つのはきついかもしれません。鎌田駅も無人で待合スペースがないので、悪天候のときはバス停から歩いて5分くらいのところにある国道沿いのマクドナルドを利用するのがおすすめです。

バスはリクライニングシートで結構ゆったり。トイレもついているので途中休憩もなく快適です。びっくりしたのが全席コンセント完備していること。知っていたらスマホの充電器持ってきたのに、残念。

 

はりまや橋に到着!

龍馬のお出迎え

予定より20分くらい遅れて、11時近くになって、はりまや橋に到着。ちなみに長距離バスのはりまや橋乗り場は、のりばとおりばで場所が違います。乗るときはデンテツターミナルビル(からくり時計のあるビル)のローソン前からなので要注意。

バスから降りてすぐに龍馬の形をした道案内を発見。さすが龍馬を推しているだけあって、龍馬、龍馬、龍馬一色!!まあ、松山が坊ちゃん、坊ちゃん、坊ちゃん一色なのと一緒ですね。よくわからないけど、おっ高知に来たぞ、とテンションが上がります。

 

はりまや橋

長距離バスを降りて5分くらいで、日本三大がっかり名所で有名なはりまや橋に到着。なにしろ、とってもとってもとっても小さい。3秒くらいで渡れてしまいそう…。道路に掲げられた大きな「はりまや橋」の標識がなければ絶対に見落としています。。でも僧侶と娘さんとの道ならぬ恋に思いをはせれば、感慨深いような。

はりまや橋から道路をはさんだビルの時計は、かわいらしいからくり時計です。9時~21時の間、毎正時によさこい節にのって、踊り子、高知城、はりまや橋、桂浜が登場します。バスが遅れたおかげで、ほとんど待つことなく見ることができてラッキー。

そういえば、道後にもからくり時計があるなぁ。なんか勝手に親近感。

近くのお土産屋さんの前には、はりまや橋を渡るキティちゃんのお人形もありました。

 

買ってお得、MY遊バスのチケットをゲット

MY遊バスって何?

高知市を観光するなら買って損はないのがMY遊バスのチケット。はりまや橋向かいのデンテツのターミナルビル(からくり時計のビル)で早速ゲット。

MY遊バスとは、高知市内の観光スポットを回るバスのこと。高知駅から桂浜までの間が1日乗り降り自由、路面電車&路線バスも一部無料、おまけに一部施設で割引まで受けられるんです。これで1,000円。単純に高知駅から桂浜を往復するだけで元はとれます。

ただし1時間に1本、平日には時間帯によっては2時間に1本の運行なので、利用する際には時刻表のチェックをお忘れなく!

 

念願のカツオのたたきを目指して!

路面電車に乗って、ひろめ市場へ!

ゲットしたてのMY遊バスのチケットを使って、はりまや橋から路面電車に乗ってみます。本当は200円かかるんだよな、とか考えるとちょっと得した気分に(庶民だなぁ)。大橋通で降りたら、すぐに見えてくるのがひろめ市場。ここでも龍馬を発見。本当にどこもかしこも龍馬だらけ。

 

カツオのたたき食べるぞ~!

夢にまで見たカツオのたたきを目指してダッシュ。ちょうど市場はお昼の時間帯にあたって混んでいます。残念。

本当はいろんなお店でちょこちょこつまみたかったけれど、MY遊バスの時間が迫っているのでお店を一つに絞ることに。ひたすらカツオのたたきをたくさん食べたい!!!というわけで、明神丸で塩タタキとたれタタキ、クジラのから揚げを注文。

ここでは目の前でカツオのたたきを作ってくれるので迫力満点。ものすごい勢いで火が燃え盛って、焼いているお兄さんも汗でぐっしょり。体を張って働くお兄さんは、3割増しでかっこよく見えるかも?

 

こんなにおいしいものがあっていいの?

実は前回ここで塩タタキを食べるまで、カツオのたたきはたれで食べるものだと思っていました。塩をつけて食べるのがこんなにおいしいなんてと本当に感動したもの。そんなわけで今回も2種類食べ比べ。

おいしい!本当においしい!前回も本当に感動したけど、今回も再び感動。本当においしいよ~。こんなにおいしいものがあっていいの?今まで食べていたカツオのたたきって何だったの~?

普段食べるカツオのたたきは、ひんやりしていて、特に解凍したものだと芯が冷たかったりするけど、出来立てはあったかくて柔らかい。おまけに脂がのっていて、とろんとした食感。やばい、本当にうまい。わ~高知まで来て本当に良かった。テンションが上がって、隣の席の全く知らない人と、おいしいね~、イエ~イと盛り上がってしまったくらい(素面ですけど)。

このまま食べ続けたい!と思いながらMY遊バスに乗るため、ダッシュで路面電車ではりまや橋へ。

 

行先を急遽変更!牧野植物園へ

牧野植物園とは?

12:48 はりまや橋出発 → 13:07 牧野植物園到着
ぎりぎりで龍馬ごり押しの(笑)MY遊バスに乗り込み出発です。最初は桂浜に行って龍馬記念館にでも行こうかと思っていたけれど、なんとなく気が変わって牧野植物園に行くことに。

牧野植物園は高知出身の植物分類学者である、牧野富太郎博士ゆかりの植物など約3,000種類が楽しめる植物園です。MY遊バスのチケットを提示すれば入園料が割引に。牧野植物園正門前バス停で下車して正門から入り、見学後は南門から出て竹林寺前バス停から乗車することもできます。

緑に囲まれたおしゃれなレストランもあるので、一日のんびりするにはもってこい!

 

癒しのスポット、牧野植物園!

全く期待せずに訪れた(すみません)牧野植物園でしたが、本当に来てよかった!お気に入りのスポットです。敷地に入った瞬間、静かで植物に囲まれて癒されます。なんだか周りの空気が優しいような気がしてくるから不思議。

膨大な数の植物が生えているにもかかわらず、植物ひとつひとつに名前を説明する札が添えられています。おまけに花が咲いていたり実がなっていたら、札にきちんと「咲いています」と説明があるのも嬉しいポイント。職員の方が愛情を持ってお世話をしているのが伝わってきます。こんなに至れり尽くせりなのに結局何にも覚えて帰らない私は、なんて残念なんでしょう。

高いところにあるので、植物園からの景色も最高。季節によってはここも花が咲いているんだろうな。

 

新しい発見がいっぱい!

園内で黄色の彼岸花を発見。今まで彼岸花って陰気なイメージで苦手だったけど、最近きれいな花ということに気づいたばかり。そんな彼岸花に黄色があるなんて知らなかった。赤い彼岸花は華やかできれいだけど、黄色の彼岸花も鮮やかでとてもきれい。新しい発見になんだかとっても得した気分。

彼岸花についてはこちらも見てくださいね!

嬉しくなって写真を撮っていたら、知らないおじいさんに声をかけられました。どうやらお花とカメラがとっても大好きだと思われたみたい。週に何回も来る常連のおじいさんは、お花について語る語る語る語る。写真も大好きなようで、なぜか写真の撮り方までレクチャーを受けるはめに。

「下から見上げて、空をバックに撮るんだ!」
おじいさんの熱血指導(?)を受けて撮った1枚はこちら。

う~ん、どうでしょう?

その後もおじいさんの植物愛が止まらない。なぜか植物うんちくを聞きながら、おじいさんのお気に入りコースを一緒に回る羽目に!おじいさん、一生懸命説明してくれるけどぼそぼそ話すから、土佐弁の語尾の「が~」「ちゅ~」しか聞き取れない(笑)。

こちらはローズマリー。小さくて見づらいですが、花が咲いています。普段料理では葉っぱしか見ることがないけれど、花が咲くんだとちょっとびっくり。葉っぱのにおいをかいでみたら、当たり前ですがちゃんとローズマリーのかおりがしました。

温室の中は大きな南国の植物でいっぱい!ムード満点で外国に来たみたい。

おまけになんと、温室の中で水が流れてる!水の音をきいているだけで、なんだかとっても癒されます。

大きな蓮を発見。大きさもびっくりですが、葉っぱのふちがお盆のように少しめくれているのが面白い。

おじいさんの迷案内(?)のおかげで2時間はあっという間!今度は園内のおしゃれなレストランで食事もしてみたいな。

 

大迫力の桂浜へ

おそるべし太平洋

15:09 竹林寺前出発 → 15:32 桂浜到着
MY遊バスに乗って、いよいよ定番中の定番、桂浜を目指します。

桂浜のバス停から5分ほど歩いたところにあるのが、有名な坂本龍馬の像。そして桂浜。

真っ先に圧倒されるのが、波の力強さ。岩に当たっては跳ね上がり、白いしぶきを立てて迫ってくる波の激しいこと。ゴーっといううなり声は体に直接響いてくる感じ。海は海でも、愛媛の穏やかな海とは大違い!

昔知り合いが「愛媛の海(瀬戸内海)は先に陸地が見えるけど、高知の海はどこまでいっても海で荒々しくて本当に大きい」と言っていたのを思い出しました。愛媛の海が心優しいお姉さんなら、高知の海はエネルギッシュな兄ちゃん、そんなところでしょうか?かっこいい海だけど、こんなところでトライアスロンがあったら泣いちゃいます。

 

もう一度カツオのたたきが食べたい!

はりまや橋へUターン

この後龍馬記念館に行こうと思っていましたが、やっぱりもう一度カツオのたたきが食べたい!そんなわけで早めの夕食のために、はりまや橋まで戻ることに。せっかく戻るなら行きと違うルートがいい!ということで帰りは路線バスで戻ることに。これもMY遊バスのチケットで大丈夫。

16:30 桂浜出発 → 17:04 南はりまや橋到着

安くてたくさんカツオのたたきが食べられそうなところということで、今回ははりまや橋からすぐ近くにあるとさ市場へ。期間限定のカツオのたたき丼を注文しました。カツオのたたきってなんでこんなにおいしいんでしょうか?本当に幸せな時間で、とろけてしまいそう。バスが出発する19:35までお酒を飲みながら満喫!

 

気軽に日帰り高知旅行

日帰りだとそこまで楽しめないかなと思っていたけれど、大満足の1日。高知市の観光ポイントはコンパクトにまとまっているので、はりまや橋や高知駅を拠点にすれば動きやすいと思います。愛媛から2時間ちょいの距離なので、カツオのたたきを食べにちょこちょこ高知に行ってみようかな?

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