どうして人は自分に甘いのか?
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どうしてこうも人は自分に甘いのか。新年にあんなにキラキラした気持ちでいろいろな目標を立てたのに、いとも簡単にさぼってしまう。寒くなってきて去年買った裏起毛のパンツを出してきたとき、ずっと目をそらし続けてきた現実を嫌でも思い出すことになった。
忘れもしない去年の冬。あまりの寒さに耐えかねて、裏起毛のパンツを買うことにした。ネットで見たモデルのシルエットがあまりにも美しすぎて、普段なら絶対にチャレンジしない細身のパンツを試着した。なんとか入ったものの、モデルとのシルエットの違いに鏡の前で呆然。しかし無駄に根拠のない自信で、今からダイエットすれば年明けにはモデルのようなシルエットで着られるはず、と購入した。
そして、あれから一年。私のシルエットはあのときから変わっていない(それどころか、もしかしたら少し丸くなっているかもしれない)。
そして、また思い出す。そういえば、おととしの冬もワークアウト用のぴったりパンツを買って、年明けには引き締まった体で着こなしているはずと思っていた(結果は言うまでもない)。
全く成長のない自分の思考回路とシルエットを呪いながら、やって来た年末。果たして年明けを引き締まったシルエットで迎えられる年はやってくるのだろうか。
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