毎日の暮らしの中に潜んでいる小さな幸せに、どれだけ気付くことができるか?
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真夏の暑い日の料理はつらい。クーラーをガンガンかけていても、火の傍では暑くて暑くて汗が滝のように流れ落ちてきて、まるで地獄のよう。そんなときの幸せは、夫が近くに扇風機を持ってきてくれること。「扇風機を持ってきて」とお願いしたわけでもないのに、私の暑さに気付いて、何も言わずにそっと置いてくれる。そこに彼の深い愛情を感じるのだ。
夫に言わせれば、「そんな当たり前のことで大げさな」ということらしいけれど、それは確かに愛情だと思う。毎日の暮らしの中に潜んでいる小さな愛情にどれだけ気付き、どれだけ掬い取ることができるか。何気ない日常の中から、小さな幸せを宝探しのように見つけることができるか。毎日をいい気分で過ごせるかどうかは、きっと自分次第なのだ。人生は、幸せという名の、宝探しの連続なのだから。
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