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松山に大衆演劇?松山劇場で大衆演劇デビューしてきました!

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

大衆演劇が松山で見られる?

大衆演劇が見たければ松山劇場へ

普段松山をぶらぶらするときは銀天街、大街道とアーケードの下ばかりを通ってしまいがち。違うところも通ってみようとアーケードからちょっとはずれたところを歩いていると、なんと古いビルに大きな大衆演劇の看板。大衆演劇の松山劇場でした。

大衆演劇は温泉街で見るイメージがあった私。こんな街中に大衆演劇をやっている劇場があるなんてと正直驚きました。大衆演劇とは全く縁がなかった私。いったいどんなものなのか気になりつつも全くのド素人。これを機会に大衆演劇にデビューするべく松山劇場に行ってみることにしました。

 

意外にお客さんがいてびっくり

私が行ったのは平日の昼間の公演。平日の映画館はガラガラなことが多いので松山劇場も空いているかなと思ったら、意外にお客さんが多くてびっくり。劇場の前の方が指定席になっていますが、ほとんどの人が指定席なのにはびっくりしました。もちろん劇場はコンパクトなので、指定席でなくても十分楽しめました。

 

お客さんの年齢層はだいぶ高め

大衆演劇はおじいちゃん、おばあちゃんが大好きというイメージそのまま、お客さんの年齢層はだいぶ高めでした。でもそんな中に若い人もちょこちょこいてびっくり。周りの人と話している感じから推測して、何回も通っているファンのようです。

 

劇場の雰囲気は古め

劇場はビルの外観どおり、ちょっと古めでした。まあでもピカピカの最新の劇場よりも味があっていいかな。壁にはファンからプレゼントされたと思われる、役者さんの写真入りの特大ポスター?タペストリー?がずらりと飾られていました。そんな雰囲気を味わいつつ、座席で軽食をとりながら開演を待ちます。

 

念願の大衆演劇、劇団十六夜、市川叶太郎座長公演スタート!

第1部踊り

今回見たのは劇団十六夜、市川叶太郎座長公演。正直全く期待していませんでしたが(ごめんなさい)、おもしろい。男性陣、特に座長の色気が半端ない!普通に踊っているだけなのに、舞台上から漂ってくる色気がすごい。よく女形の色気はすごいというのは聞いたことがありましたが、男のままでもすごい色気。ノックアウトです。

若者のアイドルがジャニーズなら、おばあちゃんのアイドルが大衆演劇という感じ。座長さんは舞台の上から私のことを見てくれているんじゃないかと勘違いしてしまうくらい目が合います。しかもそれがまるで恋するまなざしみたいなんです。これはおばあちゃんでなくても、恋しちゃうかも。

 

第2部劇

第2部は時代劇。コメディータッチで楽しく見られます。アドリブがちょこちょこ入って、役者さんも楽しく演じているのが伝わってきます。第1部では聞くことのできなかった役者さんの声を初めて聞いたのですが、市川叶太郎さんの声にびっくり!すっごいガラガラ声なんです。いい味でしたが、最初は思っていた声と違って少し驚きました。

劇の後には市川叶太郎さんのあいさつがあったのですが、ファンの方がすかさず飲み物を差し入れしていてびっくり!愛されていますね。

今回の公演は3時間だったのでトイレ大丈夫かなと心配でしたが、各部の間に時間があるのでトイレ休憩は問題ありませんでしたよ。

 

第3部ショー

第3部はショー。実は演歌や歌謡曲はあまり好きではないのですが、しっとりした曲からノリノリの曲まであったので、楽しく見ることができました。劇場が小さく、客席に来てくれたりもするので、役者さんとの距離がとても近かったのもよかったです。おひねりで1万円を渡しているおばさまもいましたよ。

色気にメロメロだった市川叶太郎さんの女形を初めてみたのですが、個人的には男性の方が色気ビームがすごいかも?早く男性に戻って!と思ってしまいました。最後の最後で男性になってくれて嬉しかったです(笑)。

 

公演が終わって

公演後は役者さんがお見送りをしてくれます。色気がすごい市川叶太郎さんの写真入りのティッシュもゲットできて嬉しいかも。市川叶太郎とちょっと握手してみたかったけれど、恥ずかしくてできませんでした(笑)。色気の秘訣を聞いてみたかったです。

家に帰ってからネットで役者さんたちのプロフィールを見てびっくり。みんなものすごく若かったんです。大衆演劇はおじいちゃんがやっているものと思い込んでいたし、舞台メイクがものすごかったので、座長はそこそこの年齢なのかと思っていたら意外に若い。おまけにこの人はまだ比較的若いのかなと思っていた人もまだ10代!衝撃でした。

 

意外にはまる大衆演劇

全く期待しないで見に行った大衆演劇でしたが、あの非日常感と色気にははまってしまいそう。映画と同じような料金で3時間も楽しめるのも嬉しいポイントです。

周りのおばあちゃんたちは各自思い思いの応援グッズ持参でノリノリ。とても楽しそうでした。憧れの人に会うために着飾って非日常の空間を楽しむので、大衆演劇は元気の秘訣かもしれないですね。私も市川叶太郎さんを見習って、少しは色気のある所作を心掛けてみようかな?

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