愛媛にいるなら是非利用したいフェリーの旅!松山・小倉フェリーで一等B、二等寝台、二等に乗ってみた!
東京に住んでいたときは、移動手段と言えば飛行機、電車、バスがメインだった。けれど愛媛に住むようになってからは、フェリーが移動手段に加わった。四国は海で囲まれているので、のんびり出かけるならフェリーは意外と便利だということに気付いたのだ。
そんなわけで、松山から福岡に行くときは松山小倉フェリーをよく利用している。夜出発、朝到着の一日一便しかないのは残念だけど、夜寝ている間に目的地に着くのはありがたいし、お風呂も完備で快適なのだ。
そんな松山小倉フェリーの客室の種類は6つ。部屋の中にベッド、バス、トイレ、テレビを完備した定員2名の特等A。二段ベッド、洗面台、テレビ、ソファーがある定員4名の特等B。二段ベッド、洗面台、テレビ、ソファーがある、定員2名の一等A。二段ベッドと洗面台のシンプルな個室一等B。定員8名の二段ベッドの二等寝台。そして最後は布団で雑魚寝の大部屋の二等。
この中で私が利用したことがあるのは、二等、二等寝台、一等Bの3種類。それぞれどんな感じだったのか紹介していく。
二等
松山小倉フェリーで一番お財布に優しい客室が二等。全席指定となっているものの、大部屋に雑魚寝なのでプライバシーゼロ。私が利用したときは閑散としていたので、知らない人と密着して眠るということはなかったけれど、それでも、いびきをかいてしまったらどうしようと不安になった。他人がいると眠れない人、いびきでクレームがきたことのある人は避けた方がいいかもしれない。
そして要注意なのがスマホの充電だ。二等にはコンセントがないので、充電する場合は共用スペースに出る必要があるので、心配な場合は充電器を持参するといいかもしれない。
二等寝台
値段は安く抑えたい。でもプライバシーは確保したい。そんなときに便利なのが二等寝台。8人部屋なので知らない人と合部屋にはなるけれど、カーテンを閉めれば自分だけの空間は確保できる。各ベッドにコンセントがついているのも嬉しいポイント。
一等B
二人で客室を貸し切りにしたい。でも最低限の設備で問題ないなら一等Bがおすすめ。部屋の中に洗面台があるのは意外と便利。そしてトイレやお風呂は共用なのは変わらないが、二等用とは別に部屋の近くにあるのでラクチンだった。
ただし要注意なのが二段ベッドの上段。これは一等Bに限らず他の客室も当てはまるかもしれないけれど、上段はかなりうるさい。換気扇か何かわからないけれど、常にゴーゴーいっている音が聞こえて眠りが浅くなりがち(な気がする)。
各客室の料金差は、大体二千円ほど。また松山小倉フェリーに乗る機会があれば、奮発して特等でも乗ってみようかな?