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海外に行ったら映画館に行ってみて!新しい発見が待っているかも?

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

映画館が好きだ。もちろん家で見る映画も悪くないけれど、映画館にいると異次元空間に迷い込んだ気がして、とてもわくわくする。お客さんがほとんど入っていないと作品を独り占めできたような気がするし、好きな人と並んで見ると映画館マジックのおかげで一気に距離が近くなれる気がする。さみしいときでも電気が消えて真っ暗になれば、自分も作品に溶け込んで物語の一部になれる。おまけにちょっとした暇つぶしにも大活躍するのが映画館のいいところだ。そんなわけで思春期の私は結構な頻度で映画館に通っていた。さすがに今では映画館に通う頻度は減ったけれど、それでも海外へ行くと、何となく映画館に行きたくなってしまう。

海外の映画館を楽しむコツは、言葉がわからなくてもおもしろそうな映画を選ぶこと。一度フランスで芸術祭受賞作を見たことがあるが、二時間同じ場所で一人の登場人物が話し続けているだけだったため、全く理解できず爆睡してしまったことがある。ホラーやアクションなどを選べば細かいことはわからなくても十分楽しめるはずだ。

映画の上映方法も海外では一味違う。

例えば言語。日本では外国語映画の場合、字幕か吹き替えか選べることが多い。大好きなスターの声が聞ける字幕は根強い人気があるのではないだろうか。一方海外では吹き替え率が多い気がする。フランスではジャッキー・チェンがフランス語を話していて、なんだか雰囲気が違うなぁとおかしかった。

その一方で芸術的なものなどは字幕のこともある。フランスでは北野武の映画が大人気で、たまたまかもしれないが私が見たものはすべて字幕だった。外国で日本語の映画を見ているのはなんだかとっても不思議な気分。

海外ではエンドロールの扱いも日本と違って面白い。日本では本編が終わった後もおとなしくエンドロールが終わるまで見ることが多いけど(もちろん館内が暗くて動きづらいこともある)、海外では本編が終わるとすぐに、みんな一斉にいなくなることが多い。館内の照明が明るくなったり、ひどいときには本編が終わるとすぐにプチっとスクリーンが真っ暗になったりする。合理的だけど、余韻に浸れないのは残念な気もする。

海外の映画館での思い出

タイの映画館

電車の出発まで時間があったのでタイでふらっと立ち寄ったのがショッピングモールの映画館。都合のいいことに、そこまで怖くなさそうなホラー映画が上映されていた。

早く始まらないかな、とワクワクしながら待っていると館内が暗くなった。いよいよ映画が始まるかと思いきや、なんとスクリーンに映し出されたのはタイの王様。え、何事?と思う間もなく周りの観客が一斉に起立。館内には国歌が流れた。そして国歌が終わると何事もなかったかのように一同着席。映画が始まった。

当時一か月ほどタイを旅していたけれど、そこで感じたのはタイの人は王様が大好きだということ。あちこちに王様の写真が飾られていて、国民の王様に対する敬愛の念が伝わってきた(一方、チュニジアでは当時国家のトップの写真がいたるところに飾られていたが、全く敬愛の念を感じなかった。この差は一体なんだろうか?)。タイでは朝と夕方の一日二回、公共の場で国歌が流れる。そこでもみんな立ち止まって敬意を示しているのを見て最初は驚いたものだ。そんな国王大好きなタイの人だけど、まさか映画が始まる前にも王様タイムがあるとは。日本でも皇室の人気は高いけれど、映画が始まる前にロイヤルファミリーが映し出されたらびっくりしてポップコーンを落としてしまうかもしれない。

インドの映画館

インド映画が大好きな私。歌って踊ってノリノリ。あの世界を現地で味わいたくて、インドで映画館を訪れた。見るのは歌って踊るノリノリのラブストーリーだ。

映画館の入り口でまず驚いたのが、手荷物チェックがあるということ。確かにインドでは駅の入り口、観光地の入り口など町中いたるところでセキュリティチェックが行われている。そのたびに長蛇の列ができていて毎回うんざりしていた。

そしてまた映画館でも恒例の手荷物チェック。危険物なんて持っていないので普通にパスするかと思いきや、まさかのNG。いつも持ち歩いていたデジカメが引っかかってしまったのだ。カメラを持っていると映画を見られないというので、映画館の中にあるロッカーに預けることに。映画を録画されないために持ち込み禁止なのかな、と思いつつもなぜかスマホは持ち込みオッケー。なぜだろう?

それにしてもインドのセキュリティチェックの基準はいつも謎だ。タージマハルでは、スカーフの柄が良くないので鞄の中にしまって見学することと言われ、停電時に備えて持っていた懐中電灯は持ち込み不可という理由で電池は没収されてしまった。まあ、仕方がないけれど。

肝心の映画は歌って、踊ってと定番のインド映画で普通に楽しめた。主人公が悲しいときには暗い曲にどんよりした色の背景、嬉しかったら明るい曲にきらきらした背景。なんてわかりやすいんだろう。

フランスの映画館

私が交換留学生として滞在していたフランスの小さな町では日本映画の人気が高く、定期的に上映されていた。

あるとき一夜一回限定でラピュタが上映されることになった(このときはフランス語の吹き替えだった)。娯楽の少ない町だったので、久しぶりに日本映画でも見ようかなと出かけてみると、映画館にはこの小さな街にこんなにたくさんの日本人がいたのかとびっくりするくらいのたくさんの日本人が訪れていた。ラピュタなんて何度も見ているはずなのに、やっぱり日本を思い出して懐かしくなって見に来たのだろう。

上映後は誰が言うともなく、映画館の前の道に全員集合。お気に入りのシーンを熱く語りだす人が続出した。誰かが「君をのせて」を歌いだすと歌声がどんどん重なり、小さな町の夜に大合唱が響き渡っていった。

圧巻だった。

おすすめの本です。是非読んでみてくださいね。
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世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

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