水族館に世直し侍現る?!ツッコミどころ満載?な新屋島水族館のイルカショー!高松に来たら行ってみて!
水族館が大好きな私。日本全国、世界中いろいろな水族館を訪れている。そんな中、先日訪れた香川県高松市の新屋島水族館のイルカショーがあまりにもツッコミどころが多くて笑ってしまった。
新屋島水族館は高松の中心部からほど近い、標高300メートルの屋島のてっぺんにある小さな水族館だ。建物は少し古めで、入り口からローカル感がプンプン、地元のファミリーに愛されている昔ながらの水族館という雰囲気。
そんなローカル感とは裏腹に、こんなに小さな水族館にマナティがいるのだから驚きだ。日本でマナティがいる水族館はわずか4館。そんな貴重なマナティが、こんな山の中で見られるのだから面白い。
そのほかに新屋島水族館で有名なのが、アザラシライブ。なんとアザラシが傘をさしてポーズをとるというユニークなもの。ニュースなどでも取り上げられた可愛さなのだ。トトロが雨傘を持ってルンルンしているシーンを思い出してほっこりしてしまった。
そして一番のツッコミどころは、土日祝日限定のイルカ劇。パンフレットには「世直し侍が登場する劇仕立てのライブ」と書かれていたけれど、世直し侍って何?イルカと侍?なんのこっちゃ。
イルカ劇が始まってすぐに、テンション高く、キラキラな衣装の侍が登場した。うそ、本当に侍出てきた。水族館に侍がいるという違和感。周りのお客さんもポカンとしている。そんな空気を気にもせず、侍はノリノリで周りにいるスタッフのことを斬りまくる。
「安心せい、峰打ちじゃ」
その後もスタッフをバッサリ斬って「峰打ちじゃ」と会場の空気もぶった切る。
その後も侍の快進撃は凄まじい。イルカの背中でサーフィンをしたり、華麗なラップを披露したり。「お主、やるな」と思わず唸ってしまうほど。イルカもすごかったけれど、侍の振り切りっぷりも半端ない。イルカを見ているのか、侍を見ているのか、わからないけれど、とにかく終わった後は突っ込みたくてたまらない気分になっていること間違いなし。明るい世の中を作りたいという、世直し侍の思惑は成功したようだ。
高松に来ることがあれば、是非足を運んでほしいスポットだ。