人はいくつになってもプロになれるのか?
オリンピックを見ていると、たくさんの輝いている選手が出てくる。彼らを見ていると、いいなあ、私もオリンピックに出てみたいなぁ、なんて思ってしまう。軽い気持ちでネットで検索してみると、大人になってから参加できるオリンピック競技、など同じことを検索している人が多いことに思わず笑ってしまった。
オリンピックはハードルが高いけれど、他の競技でプロになれたりしないだろうか。そう思って検索すると、40代からプロになれるスポーツなど同じようなことを調べている人も多くておかしかった。もちろんメジャーなスポーツでも可能性はゼロではないのだろうけれど、おすすめされていたのは競技人口が圧倒的に少ないマイナーなスポーツだった。確かに以前父がマイナーなスポーツに参加したところ、競技人口が少なかったため、参加当日に千葉県代表になり全国大会にまで出場してしまった(もちろん惨敗だったらしいが)。
こうやって調べていると、スポーツにかかわらず大人になってからいろんな挑戦をしている人が多いことに驚く。今でこそ有名な作家の処女作が50代だったり、おばあちゃんになってからプログラミングに挑戦したり、そんな挑戦を見ていると勇気が湧いてくる。
プロになれるかはわからないけれど、それでもいくつになっても何かに挑戦したい。きっと誰もが心の底に秘めている想いが「大人になってからプロになれる」という検索結果に表れているのだろう。始めるのに遅すぎるということはないのだから。