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徳島といえば大塚国際美術館!行けば納得!おすすめする理由10!

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

大塚国際美術館とは?

大塚国際美術館はどんなところ?

徳島にある大塚国際美術館といえば、NHKの紅白歌合戦で徳島出身の米津玄師が歌ったことでも有名になった陶板の美術館です。渦潮で有名な鳴門にあり、世界の名画 1,000点余りを 陶板で原寸大で再現しています。古代から現代まで鑑賞ルート約4キロ。あまりの広さに鑑賞には1日では足りないほど。どんなに駆け足でも数時間はかかります。すごい!鳴門の渦潮観光のついででは、もったいないレベル!

そんな超有名な大塚国際美術館。有名だけど、どうせレプリカでしょ?と思い今までスルーしていた私。でも大塚国際美術館ならではの展示方法や美術をしっかり保存して後世に伝えたいという熱い思いを知って興味がわいてきました。よし、これは行くっきゃない!

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大塚国際美術館の展示方法とは?

環境展示

大塚国際美術館では普通の絵画だけでなく、古代遺跡や教会などの壁画を空間ごと再現しています。そのため教会の天井に描かれた絵を眺めるなど、臨場感たっぷり。まるで本当にその場を訪れているような気分を味わうことができます。

系統展示

大塚国際美術館では西洋美術が、古代→中世→ルネサンス→バロック→近代→現代の順に並んでいます。美術を学習している人はもちろん、美術とは無縁の生活を送ってきた夫も変化がわかりやすく、理解しやすかったようです。

テーマ展示

大塚国際美術館では時代を超えて、だまし絵や食卓などテーマごとに展示しています。同じテーマでも時代によって異なるのがとても興味深いです。

大塚国際美術館の感想&おすすめの理由とは?

超人気の大塚国際美術館。実際に行ってみて人気なのがよくわかりました。美術が大好きな私はもちろん、美術館楽しめるかなぁと不安げだった美術アレルギー?の夫もすごく楽しめましたよ。そんな大塚国際美術館の感想とおすすめの理由を紹介します。

大塚国際美術館の陶板は超リアル!

大きな作品になるとどうしても陶板を複数枚組み合わせることになります。最初は少し継ぎ目が気になりましたが、鑑賞しているうちに全く気にならなくなりました。

おまけにモザイクも再現されているのですが、これもリアル。ぜったいタイルを張り合わせたとしか思えないのに、触ったらつるん。驚きです。陶板で再現しているので平面かと思いきや、ちゃんと絵に凹凸があるんです。絵具を重ねたところは盛り上がっていて、ポスターを見ているというより、絵画を鑑賞しているという感覚になりました。

それから忘れがちなのが額ですが、こちらも忠実。なんと高いものは3,000万円するものもあるそうですよ。

大塚国際美術館では近付いて見られる!

普通美術館に行くと監視員がいて、少しでも絵に近付こうものなら注意されてしまいますよね。でも大塚国際美術館には監視員がいないんです。近くで見たり、触ったり、自由に鑑賞することができます。基本絵画は正面から鑑賞することが多いと思いますが、ここでは壁すれすれの位置から鑑賞するなんてこともOK。正面から壁際に寄りながらモナリザの表情の変化を見たり、だまし絵のトリックを考察したり、本物ではできない楽しみ方ができるのも大塚国際美術館ならではだと思います。

大塚国際美術館では現存しないもの、ゆっくりみられないものも鑑賞できる!

大塚国際美術館では消失してしまったゴッホのひまわりなど現在画集でしか見ることのできない作品も楽しめます。また作品保護のため遠くからしか鑑賞できない作品や鑑賞時間が限定されているものも少なくありません。中には最後の晩餐など鑑賞の予約が非常に困難なものも。ルーブル美術館展が来日したときも「立ち止まらないでください」と鑑賞とは程遠い状況でした。そんな本物を鑑賞するにはハードルが高い作品も大塚国際美術館では間近で見ることができるんです。

個人的にはダヴィンチの最後の晩餐が嬉しかったです。実物を見るには予約が必要ですが、その予約が困難。そんな作品が近くで見られて嬉しい。おまけに修復前後の作品が並べて展示してあるのは大塚国際美術館ならでは。修復前後でどう変わったのか比べることができて興味深かったですよ。

大塚国際美術館で旅行に行った気分が味わえる!

大塚国際美術館では壁画や教会が再現されています。もちろん絵画の再現もいいのですが、立体になっていることで実際に訪れたような感覚が味わえるんです。教会の中では音楽もかかっていて、臨場感たっぷりでした。

大塚国際美術館には絵画を説明してくれるガイドさんがいる!

大塚国際美術館に来る前は、美術館って楽しいところなの?いやそんなことない、と渋々だった夫。1日耐えられるかなと正直不安だったのですが、そんな夫でも楽しめた一番のポイントが定時ガイドでした。堅苦しい先生という感じではなくて、お客さんのことをムッシュ、マダムと呼びかけたり、ノリノリで話をしてくれたので、美術館には縁がなかった彼も楽しんでいました。

大塚国際美術館はミュージアムショップが楽しい!

美術館は鑑賞はもちろんですが、ミュージアムショップも外せませんよね。大塚国際美術館のミュージアムショップも充実していましたよ。個人的にはムンク「叫び」の付箋が大ヒット。この付箋に「至急●●して」と書いて誰かに渡したら、絶対すぐにやってくれそう。

大塚国際美術館にはコスプレ、スタンプラリーなどのイベントがたくさん!

大塚国際美術館には美術好きでなくても楽しめる仕掛けがたくさん。今回訪れた際には名画になり切って写真が撮れるスポットやスタンプラリーがありました。登場人物の衣装がたくさん準備されているので、どれに挑戦しようか迷ってしまうほど。見ていると全部にチャレンジしているひともいましたよ。ちなみに彼にはルイ14世の格好してほしかったんですが…拒否されてしまいました。残念。

大塚国際美術館では絵画の歴史の流れがわかる!

大塚国際美術館では時代ごとに絵画が並べられているので美術史の勉強にもってこい。私も昔美術史の勉強をしたときのことを思い出しながら、懐かしく鑑賞できました。

もちろんこの展示法は美術史とは無縁の夫にとってもわかりやすかったよう。聖人につけられているわっかが薄くなった、無表情だった聖母マリアが表情豊かになった、など間違い探しのような感じで楽しんでいました。

大塚国際美術館では絵画を外で見られる!

あの有名なモネの睡蓮の絵。作者のモネは自然光での鑑賞を望んでいたそうですが、絵の保護を考ええると外での鑑賞は難しいですよね。でも大塚国際美術館では屋外でモネの睡蓮を鑑賞することができるんです。陶板ならではの楽しみ方です。近くには睡蓮をイメージした池もあり、カフェのテラス席もありますよ。

大塚国際美術館では照明がくっきりで絵画がはっきり見える!

通常美術館では絵画の保護のため照明は暗めなことが多いですよね。でも大塚国際美術館では照明がしっかりあてられているため、絵をはっきりと見ることができるんです。これも陶板ならではですね。

大塚国際美術館のおすすめのまわり方とは?

大塚国際美術館のまわり方に正解はありません。もちろん気が向くままに、ふらりと見てもいいのですが、鑑賞ルート約4キロ。あまりの広さにギブアップしてしまうかも。そんなことにならないために、ざっくりと見学プランを考えておいた方がいいかもしれません。私なりの大塚国際美術館のおすすめの鑑賞方法を紹介します。

大塚国際美術館の定時ガイドさんと一緒に見学する

一番のおすすめはこれ。集合時間に間に合わなかったとしても館内をぶらぶらしていればどこかで合流できるはずです。絵画の知識だけでなく大塚国際美術館の裏話まで無料で楽しめるので参加しない手はありません。

大塚国際美術館のパンフレットでおすすめのルートで見学する

大塚国際美術館のパンフレットにはモデルコースが掲載されているため、これを参考にまわれば効率よく見ることができます。見学の目安の時間も記載されているため、時間に制限がある人にもおすすめです。

ちなみに今回私たちは、午前中はガイドさんとまわり、午後はモデルコースを参考にガイドさんが紹介しなかった作品を中心に鑑賞しましたよ。

自分が好きな画家や作品を中心に見学する

好きな画家や作品がはっきりしているなら、好きなものを中心に見学するのもおもしろいかもしれません。大塚国際美術館では展示数が多いので、好きな作品にたどり着くまでに新たな出会いがあるかもしれませんね。

近代などテーマを決めて鑑賞する

大塚国際美術館では年代ごとに展示されているので、近代と現代を中心に見学するなど、テーマを決めて鑑賞するのもおもしろいと思います。

絶対に行ってほしい大塚国際美術館!

大塚国際美術館は本当に広すぎるので、1日では周りきれないほど。大塚国際美術館に行く際には、ぜひ歩きやすい靴をお忘れなく!

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おすすめの本です。是非読んでみてくださいね。
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世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

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