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食パンの袋をとめるアレは、なぜついているのか?

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

子どもの頃、アラブの石油王か何かのテレビ番組を見て、石油があればお金持ちになれることを知った。そしてちょうどその頃、プラスチックが石油から作られていることを知り、逆にプラスチックから石油を作ればお金持ちになれると考えた。

そこで子どもの私が目を付けたのが、食パンの袋をとめる水色や白色のアレ(バッグ・クロージャーというらしい)。これを集めて溶かせば石油になり、お金持ちになれると思ったのだ。せっせと集めていたが、鍋で溶かしただけでは石油にならないこと、両手に乗るくらいバッグ・クロージャーを集めてもお金持ちになれるくらいの石油ではないことを知り、バッグ・クロージャーを集めるのをあきらめた。

そんな思い出のあるバッグ・クロージャーだが、大人になって疑問に思うことがある。なぜ食パンに必ずついているのだろう。確かにあると便利だけど、どうして食パンだけについているのか。湿気から食品を守るなら、ポテトチップスや他の食材についていてもよさそうだ。でもついているのは食パンだけ。

そして確かにあると便利なバッグ・クロージャーだけど、パンを食べ終わった後にいつも困るのだ。これは捨てるしかないのかな、と。集めても石油王にはなれそうもない。ネットで活用法を探すといろいろ出てくるけれど、活用法が出てくるということは、みんなもきっと扱いに困っているということではないのだろうか。いらない、でも捨てるのは忍びないので活用法を探している、そんなところか。

それなら、いっそのこと、なくしてしまっても問題ないのではと思ってしまう。もしかしたらパンをおいしく食べるための、ものすごいこだわりが詰まっているのかもしれない。でももし、単にあった方が便利だろうとつけてくれているなら、なくしてくれた方が個人的にはありがたい。石油王にはなれないし、何より捨てるのはもったいないと思ってしまうのだから。

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