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虫が苦手な私が小さなクモと仲良くなれるようにと夫が編み出した方法とは?

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

私は虫が苦手だ。おまけにかなりのビビり。そんなわけで、いきなり虫と遭遇してしまうと、殺人事件が起こったのかというくらいキャーキャー叫んでしまう。

東京から愛媛にやって来て満足しているけれど、虫だけは未だに慣れない。家のドアにカマキリが止まっているのを見て家に入れず、たまたま遭遇したお隣さんにカマキリを捕まえてもらったこともある。テニスコートではボールと共にバッタが宙を舞っているし、落ちたボールにはもれなく虫がしがみついている。恐ろしくてテニスをしながらヒヤヒヤしてしまうけれど、それは私だけ。周りの人は虫の存在に気付いていないかのように平然としている。

そんな虫嫌いの私を悩ませているものの1つにクモがある。大きなクモはもちろん言うまでもなく恐ろしいけれど、家の中でたまに見かける小指の爪くらいの小さなクモも恐ろしい。夫の親に言わせれば「家の中のクモなんて、同居人」とのことだけど、私に言わせれば同居をしているつもりはこれっぽっちもない。気にするなと言う方が無理なのだ。

そんな私を見かねて、夫がある方法を思いついた。家の中の小さなクモに名前を付けたのだ。その名は

「クモぴょん」

一般的に名前があるものには愛着が湧く、もしくは愛着が湧いているから名前をつける。だから苦手な小さなクモにクモぴょんという名前を付けることで、私とクモの距離を近づけようとしたのだ。もちろん名前がついたからといって、いきなり可愛く思える訳はない。それでもクモが私から逃げるのを見て、「クモぴょんは、ぴょんぴょんしているなあ」と思ったり、「クモぴょん、お外に行こうね」と話しかける余裕が出てきた。それは「クモぴょん」という名前のおかげなのか、見る頻度が増えて慣れてきたのかはわからない。それでも家の中での絶叫が減ったのは間違いない。

ただし「クモぴょん」の名前に効果があるのは、本当に小さなクモだけ。それ以上のサイズのクモは小さくても、やっぱり恐ろしい。ダメなものは、やっぱりだめなのだ。

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