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方言マジック!

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

先日、一度買い物をしたことがあるお店から電話がかかってきた。何かお店に忘れ物でもしたかなと思い出てみると、何のことはない、単なる営業の電話だった。

私は営業の電話、セールストーク、その手のものが大の苦手だ。押しの強い会話は聞いているだけで心が折れてしまうし、余計な物まで買わされてしまうかもしれないと思うと恐ろしくなるので、基本的には即座に撤退する。そのせいで、気になる商品でも説明をなかなか聞くことができない。

そんなわけで営業の電話だとわかった瞬間、今手が離せないので、と即座に切ろうとした。ところが今回はなぜか無下にすることに罪悪感を覚えた。それは電話の相手が方言で話しかけてきたからだ。

どこの方言かはわからない。けれどなんとも言えない素朴で柔らかい口調。そんな方言で話しかけられると、なんだか聞いてあげないと悪いような気がしてしまうのだ。もしかしたら百戦錬磨の営業さんなのかもしれない。それでも方言で話しかけられると、新人さんが頑張って話しているような錯覚を覚える。自分でも馬鹿げているのはわかっているけれど、とりあえず話だけでも聞いてあげようと思ってしまったのだ。

きっとこれは方言マジック。方言というだけで真面目な人なのではないかと思ってしまう。きっと根底には田舎から初めて都会に出てきた人のピュアなイメージがあるのだろう。それはもしかしたら標準語の中でずっと生きてきた人間が抱く、方言を話す人は真面目であってほしいという願望なのかもしれない。

今回珍しく話を最後まで聞いたのだが、恐らく相手はベテランの営業さん。方言マジックに騙されたなと電話を切ったあと一人で笑ってしまったのだった。

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