J・K・ローリングのハリー・ポッターシリーズを読んでみた!
ハリー・ポッターと言えば魔法使いのハリー・ポッターと、ハリーの両親を殺害した闇の魔法使いヴォルデモートとの戦いを描いた世界的に有名な物語だ。にもかかわらず、大昔に途中で読むのをやめていた。というわけで今更だが、最初から読み直してみた。
最初の数巻は楽しい学園ものという感じ。魔法と友情、スポーツに打ち込む学生生活。彼を見守る先生たちの元で事件を解決しながら成長していく青春ストーリーだと思っていた。
でも途中からどんどんシリアスになっていって雰囲気が変わっていく。死の秘宝では、ハリーたちがホグワーツに通わなくなり、学園ものでもなくなった。大好きなキャラクターたちが、これでもかというくらい死んでしまうし、読んでいてかなりつらかった。それでも最後まで読むことができたのは、ストーリー展開の意外さと、ハリーならやり遂げられるという期待があったからだ。
最後には、最初に抱いていた学園ものの枠をはるかに超えた壮大な結末が待っていた。どうせ子どもの本でしょと思って読むのを敬遠しているなら是非読んでほしい本だ。
ハリー・ポッターシリーズには他の楽しみ方もある。日本語で読み終わったら、是非英語でも挑戦してほしい。まだ数巻しか読んでいないが、読みやすいと思う。
文字で読むのはちょっと、と言う人には英語のオーディオブックで挑戦するのもいい。現在オーディブルで賢者の石の途中まで英語で聞いているが、朗読が豊かでイギリスの景色が浮かんでくる。原作の雰囲気を味わいたい人にはおすすめだ。