なぜ勝手に自己判断？夫の事務能力のなさにイライラ！

夫は事務作業が苦手だ。論理的に考えて結論を導いたり、優先順位をつけて処理したり、体系的に物事を考えたり、そんなことが苦手だ。我が家で何かを処理しなければいけないときは、こういったことが得意な私が処理するので基本的には問題ない。でもごくまれに彼がどうしても処理しなければいけないときがある。そんなときは毎回イライラさせられる。とにかく、適当にふわっと考えてなんとなく処理を進めようとしてしまうのだ。

我が家で携帯電話の会社を変えたため、彼の実家の電話プランを見直さなければいけなかったときもそうだった。契約者の彼でないとだめだというわけで、彼が手続きを進めることになった。とはいえ、こういったことが苦手な彼。こんな事態が想定されるから、いつまでに何を電話会社に確認しなければいけないのかを彼に伝え、やってもらうようにお願いした。定期的に電話会社に連絡したか確認すると、そのたびに「今度連絡する」と言うばかり。しまいには「確認しなくても、きっと●●だからいいんじゃないかな？」と言い出す始末。もう一度丁寧に想定される事態を説明し確認の必要性を理解してもらうも、相変わらずふわふわしたまま。結局彼が電話会社に連絡をしたのは、私が決めた締め切りを過ぎてから。確認が遅かったせいで、余計なお金が必要になってしまった。

こんなことばかりで本当に腹が立ってしまう。誰も気づいていなかったせいで不利益をこうむるのは仕方がないとしても、事前にわかっていたにもかかわらず、彼が放置したせいでひどい目に合うのは納得がいかない。いつもこう。よくわからないのに、勝手に都合のいい解釈をしてしまうのは、彼の残念なところだ。

今回も同じような出来事が起こった。引っ越しをすることになり、会社からの住宅補助を確認する必要があった。彼の会社のことなので彼しか確認できない。「住宅補助がいくらもらえるかで、家賃いくらの物件に引っ越しできるか変わってくるから、住宅補助の算出方法を確認してきてね」とお願いしたところ…。

上限●円くれるって。

と無邪気な内容のラインが返って来た。もしやこれだけ調べて満足してる？でもそこまでバカではないだろうと思いつつも、念のため「算出方法も確認してね」と返信しておく。その後も彼からは「住宅補助が●円だから、この前見たマンションだと今の家賃より※円高くなっちゃうね」というラインは来るものの算出方法を調べている気配は全くなかった。「上限はわかったけど、算出方法がわからないといくら貰えるかわからないから、算出方法も調べてね」と念を押してはみたものの…。

結局彼は算出方法なんて必要ないと勝手に判断して調べていなかった。私が怒ると「えー、なんで？●円もらえるって調べてきたよ」と無邪気な声。なんとなく調べてこない気はしていたが、でもまさかここまでバカだとは思いたくなかった。信じられない。

上限●円というのがわかったので彼はその金額がもらえると思い込んでいた。「家賃がいくらでもその金額がもらえるの？」と彼に聞くと「違う気がする」。家賃にかかわらず一律その金額がもらえるなら問題ないけれど、家賃に応じてもらえる金額が変わってくるなら、私たちが引っ越そうと候補に挙げたマンションの家賃では上限金額もらえないかもしれないのだ。家賃補助がいくらもらえるのかもわからないで、どうやって引っ越し先の家賃を検討すればいいのか。そんな簡単なこともわからずに家賃についてゴニョゴニョ言っている頭の中が見て見たい。

「ごめん、明日はちゃんと聞いてくるよ」と彼は謝っていたが、今までの経験上翌日になると、別に確認しなくても問題ないだろうと勝手に判断して何もしないことが多い。さて、今回はきちんと確認してくるのだろうか。