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1日瞑想し続けるのはどんな感じ?MBSR(マインドフルネスストレス低減法)で1日瞑想を続けて私に起こった変化とは?

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

MBSR(マインドフルネスストレス低減法)とは?

MBSR(Mindfulness Based Stress Reduction:マインドフルネスストレス低減法)とは、1979年にマインドフルネスの第一人者ジョン・カバット・ジン博士によって、瞑想やヨガの伝統的技法を活用して開発されたプログラム。8週間にわたるマインドフルネスの集中トレーニングだ。

嫌なことが起こったときに、自分自身の思考や感情に向き合っていないと、反射的に対応してしまう。何かされたから、すぐに怒ったり、怒鳴ったり。自分自身で行動を選んでいるわけではなく、何かに操られているような状態だ。しかしストレスに気付くことができれば、どう対応するのか自分自身で選ぶことができる。いろいろな選択肢がある中で、自分に一番優しい行動を選び取ることができるのだ。

MBSRを通じてマインドフルネスを学ぶことで、ストレスへの対処の仕方、自分自身の思考や行動パターンが理解できるようになる。何か嫌なことが起こったときに、反射的に対応するのではなく、自分自身の思考や感情に目を向けた上で対処できるようになるのだ。

Practice Day(リトリート形式)とは?

8週間のMBSRの間には、Practice Dayと呼ばれるリトリート形式の終日セッションがある。6時間瞑想を続け、生活の中にマインドフルネスを落とし込んでいく。

Practice Dayでやったこととは?

今回私が参加したPractice Dayは9時から16時まで、ひたすら瞑想をしていく。

座る瞑想→寝て行うムーブメント→ボディスキャン→歩く瞑想→座る瞑想→歩く瞑想→先生のお話を聞く

ここでお昼休憩。休憩の間も、静かにマインドフルに過ごすことが求められる。

山の瞑想→外を歩く瞑想→優しさのメッタ瞑想→歩く瞑想と座る瞑想を繰り返す→座る瞑想

MBSRのPractice Dayを終えて感じたこととは?

冷静に考えれば、6時間瞑想するなんて大変そう、と思うのかもしれないけれど不思議とやる前からワクワク感しかなかった。今までマインドフルネスを続けてきたから、そう思えたのか。理由はわからないけれど、楽しくできるはずという根拠のない自信?に溢れていた。

実際Practice Dayの最中も長いと感じることは全くなく、あっという間に終わってしまったなぁという感じだった。多分6時間座りっぱなしというのではなく、いろいろな瞑想が組み合わさっていたので楽しみながらできたのだと思う。

1日中ゆっくりした意識的な呼吸を繰り返したので、体の力みや心のモヤモヤがとれ、リラックス状態になれた気がする。また、やる前と比べて感覚が研ぎ澄まされたのは間違いない。

私の場合特に視覚情報が鋭くなった。今までなら視界に飛び込んでくることのなかった、ちょっとしたものが浮き上がって迫ってくる。テーブルの上に置いた本のタイトルが迫ってきたり、何気なく置いたもの(今までは気にも留まらないような些細なものだ)がごちゃごちゃと感じられた。

あまりにも視覚によってもたらされる情報がストレスに感じたので、ミニマリストの気持ちが痛いほどわかった気がする。普段の生活では存在を認識できていないものが、いかに多いか、改めて考えさせられた。

最後に

毎日瞑想を続けていたけれど、1日を瞑想というのは初めての経験だった。瞑想に1日使うという贅沢な体験には感謝しかない。

MBSRも来週でラスト。週に1回の静かな時間を楽しみに来週も過ごしていきたい。

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