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すっきり思考が手に入る?鼻うがい、恐るべし!

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

最近アーユルヴェーダの本をいろいろ読んで、その考えに興味津々。アーユルヴェーダというと、おでこにオイルを垂らすエステのイメージしかなかったけれど、実はれっきとした医学。

西洋医学が症状に対してアプローチするのに対して、アーユルヴェーダでは一人ひとりの体質に合わせてアプローチする。つまり西洋医学では同じ病名と診断されたとしても、アーユルヴェーダでは患者によって治療法が違うということ。

また西洋医学では病気でなければ健康と考える傾向にあるけれど、アーユルヴェーダでは病気が現れる前に対処するという考え方。なんだか体の調子が良くない。でも病院では、どこも悪くないと言われてしまう。でも何かがおかしい。こんな状態に対してもアプローチできるアーユルヴェーダって面白い!

というわけで、できるところからいろいろ実践してみた。今回は1番?のお気に入りである鼻うがいについて書きたいと思う。

アーユルヴェーダの本を読む前は、鼻うがいといえばバラエティの罰ゲームのイメージしかなかった。辛い、むせる、鼻水ダラダラ、脱乙女、つまり全くいいイメージがなかったのだ。

こんなことをやれとはアーユルヴェーダ、マジか?あんなことができるのはインドの仙人のような人だけでは?とかなり尻込みしていたけれど、アカリ・リッピーの「アーユルヴェーダが教える せかいいち心地よい こころとからだの磨き方」 という本に、鼻うがいをすると思考力がすっきりするとあったので、騙されたと思って試してみることにした。

やり方は簡単。ぬるま湯に塩を溶かして、ネティポットという鼻うがい用のポットに入れる。あとは片方の鼻の穴に注ぎ、逆の鼻の穴から出すだけ。

ただ最初はちょっと大変だった。怖がって、おっかなびっくりだったということもあるけれど、あまりにも鼻が詰まりすぎていて、水が全く通ってくれなかったのだ。

私の父は鼻が悪く、私も「お父さんに似て、鼻が詰まりやすいね」と言われて育った。鼻で息を吸う、なんていうことができるわけもなく、基本口呼吸。よく喉を傷めていた。

そんなわけで鼻うがい初期は結構苦戦したけれど、終わってみれば、なんか鼻がすっきりしたような?もちろん鼻呼吸が楽勝、うふふ、というレベルにはならなかったけれど、何かが確実に違う、そんな感じ。

これはいいかもしれないと続けること数ヶ月。私に鼻うがいの神?が降臨した。今までとは明らかに何かが違う、すっきり感。障子に指先サイズの小さな穴があいて、そこから確実に風が通る感じ。鼻呼吸がかなり心地良い。もちろん本当にすっきりしている人のレベルには及ばないのだろうけれど、今までとは全くの別次元に来た感じ。とにかく、ものすごく快適なのだ。

それからは、もう鼻うがいが前にも増して、楽しくて仕方なくなった。思考力がすっきりしたかは、わからない(けれど、すっきりしたと思いたい)。でも終わった後、不要なものが全部流れていく感覚は格別だ。

鼻うがいをやる前は、鼻は詰まっているのが当たり前。仕方ないことだと、気にも留めていなかった私だけど、1度この気持ちよさを体験してからは、鼻の状態をこまめに観察するようになった。

鼻うがいは私に、鼻通りのすっきりさだけでなく、自分の体をこまめにチェックするきっかけを与えてくれた。これだけでも鼻うがいを試す価値はあるんじゃないだろうか?




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