謎解きもキャラクターもおもしろい!東川篤哉の「謎解きはディナーのあとで2」を読んでみた!
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以前読んで面白かった東川篤哉の「謎解きはディナーのあとで」。続編があることを知り、早速読んでみた。2巻目もお嬢様刑事と毒舌執事の名コンビ(迷コンビ?)が大活躍、おまけに濃いキャラがどんどん出てきて楽しすぎる一冊になっている。
個人的には「殺しの際は帽子をお忘れなく」に出てくる帽子屋のお姉さんの正直するキャラクターが憎めなくて大好きだった。お客さんに向かって「カモ」と笑顔で言ってしまうのがおかしくて、おかしくて。そして詳細は控えるが、帽子をそんなことに?!という結末に驚いた。
「殺意のパーティにようこそ」での友人関係も妙に納得してしまった。人間の思い込みをついた作品だろう。
といろいろ書いてきたが、楽しい本作に細かい説明は不要。謎解きはディナーのあとで(2) [ 東川 篤哉 ]でユーモアたっぷりの二人の掛け合いを楽しんでほしい。
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