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何かしたときに、相手の反応がイマイチだったときに考えたいこととは?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

相手のためだと頑張っていろいろしたのに、相手が思ったような反応をしてくれなくて、がっかりしたことはないだろうか?これだけ助けてあげたのにお礼がなかった、良かれと思ってアドバイスしたのに全く参考にされなかった、喜ぶと思ったから頑張ったのにリアクションがなかった…。こんなとき、自分が注ぎ込んだエネルギーが大きくなればなるほど、相手に対する期待がどんどん膨らんでしまい、相手の態度が自分が思い描いていたものを下回ると勝手にがっかりしてしまうのだ。ひどいときには相手に対して怒りを覚えることすらあるかもしれない。

私もパートナーに手間のかかる料理を作ったときに、相手の反応が素っ気なくてがっかりしたことがある。でも冷静に考えると、相手はそれが大変だったとは知らないし、そもそも自分が作りたくて凝った料理を作っていたわけで、相手のリアクションが薄いと責めるのはおかしな話なのだ。

相手のために何かをするときというのは、その人のためというよりは自分のためにやっていることが多い気がする。もちろん相手のことを考えている気持ちは嘘ではないと思う。でもこれをやってあげたい、やることで褒めてもらいたい、いい人だと思われたい、そんなふうに感情のベクトルが自分の方を向いているなら、きっとそれは自分のためにやっているのだ。

だから人のために何かを頑張ろうというときには、自分がやりたいからやるのか、相手のためにやるのか、一度立ち止まって考えてみる。自分がやりたいからやるなら、相手から反応がなくてもがっかりしない。自分がやりたいことができたのだから、やらせてもらえてありがとう、と逆にこちらが感謝したくなるかもしれない。そして相手のためにやるなら、相手の反応が思ったものでなくても気にならないはずだ。真に相手のことを思ってした行為は見返りを求めないから。

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