どんでん返しが面白い!周木律の楽園のアダムを読んでみた
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周木律の楽園のアダムを読んでみた。
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人類が減少した未来。生き残った人々は人工知能に生活を制御されながら平和に暮らしていた。そんな殺人とは無縁の世界で恐ろしい大惨事が起きる。島に持ち込まれた生物の正体は何か、この世界の秘密は何なのか、先が気になって、ものすごいスピードで読み終えてしまった。
結末を知って、またびっくり。思わず読み返すと、最初に読んだときとは違った世界が広がっていた。特に主人公が妻と初めて結ばれるシーン、謎の生物と決着をつけるシーンはもう一度読み返すこと間違いなしだ。
タイトルからある程度想像はついたけれど、思っていたよりもどんでん返しが凄かった。事実を隠すことで守られる秩序で成り立っている世界は本当に理想郷だったのか。人間の本質とは何か。いろんなことを考えさせられる作品だった。
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