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内容・描写がグロいけど、ラストで驚くこと間違いなし?!綾辻行人の「殺人鬼 覚醒篇」を読んでみた!

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

表紙が怖すぎる、というわけでドキドキしながら読み始めたのは、殺人鬼 –覚醒篇 (角川文庫) [ 綾辻 行人 ]。一番はじめには、読み進めるうちに違和感を覚えるかもしれない、という作者からのメッセージが書かれていた。是非とも見破るぞ!と意気込んで読み始めたものの、だんだん読むのがつらくなってきた。なぜなら…

殺人の描写がエグすぎるから!!

作中では、これでもか、というくらい大量の殺人事件が発生するけれど、その描写がどれも長くて、詳細で、惨たらしい。殺し方も猟奇的なものなので、読んでいるうちに気持ち悪くなってしまうくらい。

おまけに殺人鬼が殺戮を繰り返しているだけなら、もはや謎解きなんて関係ないのでは?そう思い、殺人に関する描写を読み込まず、軽く読み進めてしまったのだ。

その結果、ラストで驚きのオンパレード。なんで?なんで?なんで?なんで?どういうこと?ということになってしまった。

謎が全て解けてから、読み直してみると、エグい描写の中にヒントがわんさか詰まっていることに気が付いた。やられた!気持ち悪い描写もちゃんと読んでおけばよかった。

どうやらこちらには殺人鬼 –逆襲篇 (角川文庫) [ 綾辻 行人 ]という続編もあるようなので、今度こそ描写に負けないで冷静に読んでみたい(できるかなぁ?)。



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