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何かに打ち込んでいる、一生懸命な姿は美しい!鰹節に魅せられた女性が開くかつお食堂に行ってきました!

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

私がかつお食堂のことを知ったのは、たまたま見たテレビ番組でした。やりたいことも見つからずクラブ通いをしていたOLが、祖母が鰹節を削る姿を見て、鰹節に魅せられ、かつお食堂を開いたというもの。彼女の鰹節に対する愛情が本当にすさまじくて、やりたいことが見つからないままフラフラ生きている自分を顧みて、本当にすごいと思いました。1つのことに打ち込んでいる一生懸命な姿は、本当に美しいなと純粋に思ったのです。

そんな彼女の真摯な姿と、鰹節ってそんなにおいしいものなのかなという素朴な思いで、かつお食堂を訪れました。

私が訪れた際は移転前。カウンター数席しかない小さなお店でした。10時前に到着したときには既に列ができていました。一食ずつ作っているので店内に入れたのが11時くらい。私は鰹節を削るところを見たことがなかったので、待っている間も彼女が鰹節を削っている姿を眺めて楽しむことができました。

私が訪れた6月ではちょうど鰹節の背の部分、腹の部分のどちらがいいか選ぶことができました。そういえば鰹節が鰹だというのは知っていたけれど、鰹のどの部分を使っているかなんて考えたことがなかったなぁ。背の部分は香りが高く大きめ、腹の部分は脂肪が多いので小さく味が濃いそうです。今回私は背の部分を選びましたが、後で追加してもらった腹の部分の方がおいしく感じました。どちらが好きかは店内でも分かれていて、好みは違うんだなと興味深かったです。

鰹節をかけただけのご飯はシンプルだけど、なんだか懐かしい味。勝手にマルトモの宣伝でディーンフジオカが食べているのを思い出しました。だし巻き卵も優しい味でおいしかったです。

そしてごはんももちろんおいしかったのですが、彼女の一生懸命さを見て元気をもらえた気がします。私も何かに一生懸命取り組みたいな、そう思わせてくれたかつお食堂でした。

おすすめの本です。読んでみてくださいね。
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