今の時代でもやっぱりかっこいい!モーリス・ルブランの「怪盗紳士ルパン」を読んでみた!
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昔私がはまった作品の1つにモーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズがある。アルセーヌ・ルパンの奇想天外なテクニック、堂々とした身のこなし、そして時折見せる人間臭さ、すべてが魅力的でかっこいい。私がフランス語に興味を持つきっかけとなった小説の1つと言っても過言ではないだろう。
大人になった今、ふとまた読み返したくなった。今読んでつまらなかったらどうしよう、古臭く感じたらどうしよう、そんな不安を見事に吹き飛ばす面白さ。アルセーヌ・ルパンは無事に私の元に帰ってきてくれた。彼のかっこよさは21世紀でも不滅だった。もちろん今の世の中では使えないテクニックもたくさんある。それでも彼の魅力は全く衰えていなかったのだ。
アルセーヌ・ルパンシリーズで1番初めに読みたい「怪盗紳士ルパン」は短編集。ミス・ネリーに対する心の動き、脱獄で見せた華麗なテクニック、幼少期のルパンが母を救うために行った盗み、シャーロック・ホームズとの対決、そしてミス・ネリーとの再会など素晴らしい作品が詰まっている。
アルセーヌ・ルパンシリーズはまだ1巻。これから読める本がたくさんあるのは嬉しい限りだ。
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