楽しく会話できるコツが盛りだくさん！永松茂久の「人は話し方が9割」を読んでみた！
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もう会話で悩まない。口下手でも、あがり症でも、楽しく会話できる「とっておきの秘訣」が満載！と話題の人は話し方が9割 [ 永松茂久 ]を読んでみた。内容自体は目新しいものではないけれど、身近な例を多用し、丁寧に説明しているので、わかりやすく、実践しやすい一冊になっている。
以前2024年1月に読んで面白かった本を大公開！ライフスタイル編で紹介した他人とうまくやっていく [ アラン・ピーズ＆バーバラ・ピーズ ]とも共通するところが多く、中でも印象的だったのが、私たちが一番興味を持っているのは自分だということ。自分が話すのではなく相手の話を広げることで、人間関係や会話が円滑になるというのだ。
私の場合、これは頭ではわかっているけれど、つい失敗してしまうポイント。相手との距離が近いほど、相手に話してもらうよりも、自分の見解を押し込んでしまいがちだと反省した。
マインドフルネスを学んでいたときの課題に、「マインドフルな会話」というものがあった。相手の話に自分の注意を全て向けて耳を傾ける。「夕飯の献立どうしよう」「次に何を言おうかな」など考えながら相手の話を聞くのではなく、今この瞬間の相手の話に集中するというものだ。
この課題に取り組んだときに驚いたのが、夫と省エネモードで接しているということ。夫の話を一生懸命聞いていると思っていたけれど、意外と適当に話を聞いていたのだ。
そんな気付きの後にこの本を読んで、改めて話の聞き方について考えさせられた。「自分が」、「自分が」になっていないだろうか？相手に気持ちよく話してもらっているだろうか？
うまく話せない、他人と接するのが苦手、そんな人におすすめの一冊だ。
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