イスラムが身近になること間違いなし!森田ルクレール優子の「イスラムと仲よくなれる本」を読んでみた!
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日本ではかなりマイナーな存在だけど、世界ではめちゃくちゃメジャーなイスラム教。私も以前フランスに住んでいたとき、まわりにはイスラム教徒はたくさんいて身近な存在だった。チュニジアにいたときは、お祈りの時間を知らせるアナウンスを聞いていたし、大学でイスラムについて少し勉強したこともあり、イスラムについての知識はゼロではない。
そんな私が純粋に面白いなと思ったのがイスラムと仲よくなれる本 [ 森田ルクレール優子 ]。この本は大学のときに読んだ学者が書いた難しい本ではなく、小学生でも読める楽しいイスラムの入門書。
ヒジャーブはどうやって巻いているの?ヒジャーブが脱げたらどうするの?まちがって豚肉を食べてしまったらどうする?など日常生活の素朴な疑問を解決してくれるだけでなく、イスラム教徒ならではの考え方、ものの見方を教えてくれる。日本人のイスラム教徒が書いているので、生活の中でイスラムはどのような存在なのか、イスラムの考え方をどう受け止めているのか、ということが易しい言葉で書かれているので、本当にわかりやすかった。
私のようにイスラムについて少しかじったことがある人にも、イスラムってなんだか怖そうと思っている人、遠い異国の宗教で関係ないと思っている人にも是非読んでほしい一冊だ。読んだ後は、イスラムがもっと身近な存在になっているはず!
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