いつでもスマイル シンプルライフ

他人が羨ましく感じたら、「人は人、自分は自分」と前向きになろう!

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

先日映画を見ていたときのこと。映画のストーリーも素敵だったが、何より印象に残ったのが女優さんの美しさ。整った顔、おしゃれなオーラ、ほっそりした体つき、すべてが美しくて、映画を見終わる頃には気分はすっかり主演女優。上機嫌でルンルンだ。

しかしそんな幸せな気分は、簡単に打ち砕かれてしまった。洗面所の鏡に向かって女優スマイルで微笑んでみたのだが、思っていたのと全く違う。映画に感化されて、すっかり自分もあんなに可愛い気になっていたけれど、鏡に映っていたのは垢抜けないいつもの自分。顔の角度を変えてみたりしたが、どう頑張っても女優には程遠い。すっかりしょげてしまった。

落ち込んだ私は夫に向かって拗ねてみた。
「なんで私可愛くないの?」
夫は意味が分からないという顔をしながら「いつも可愛いよ」と答えてくれた。
「さっきの女優さんの気分だったのに、鏡見たら全然違うんだもん、ショック」と私。
「そうかな。普通に可愛いと思うんだけど」と夫。

夫の話を聞いていて、ふと気付いた。そういえば彼が落ち込んでいるところをあまり見たことがない気がするのだ。
「ねえ、すごいイケメンと比べて、自分はなんてブサイクだと凹んだことある?」
私の質問に対する彼の答えは素晴らしかった。

「ないよ。人は人だから」

もしかしたら単に他人に興味がないだけなのかもしれない。それでも、つい人と比べてしまう自分にとって、彼の答えは輝いていた。

確かにそう。人は人、自分は自分。比べる必要なんて全くないのだ。人のいいところを羨ましがってばかりいるというのは、自分をないがしろにしているということ。ベクトルが自分ではなく、外へ向かってばかり伸びているということだ。こんなことを続けていたら、自分の中の小さな自分は傷ついて、しょげてしまうに違いない。自分の嫌な点ばかり見つめるということは、人生を一緒に過ごす、自分と言うパートナーに対してものすごく失礼なことをしていると思うのだ。

だから誰かのことが羨ましくて、自分が惨めに感じたら「人は人、自分は自分」と前向きに切り替えよう。案外自分のコンプレックスなんて他人は気にしていないものだから。

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