野生のウサギと触れ合いたいなら絶対ここ!瀬戸内海のウサギ島、大久野島に行ってみて!
大久野島という島を知っていますか?大久野島でピンと来ない人でもウサギ島といえば、聞いたことがあるかもしれないかもしれません。900匹以上の野生のウサギが出迎えてくれる海のきれいな島。一歩足を踏み入れれば癒されること間違いなしです。
そんなウサギの楽園大久野島ですが、かつては毒ガス兵器を製造し地図から消された島でもあります。ウサギだけでなく島の資料館で歴史について学ぶのもおすすめです。
それではウサギの可愛さに心奪われて2019年に2度訪れた私が大久野島を紹介します。
愛媛から大久野島への行き方
しまなみ海道を通り大三島ICで下車。大三島盛港からフェリーに乗って約15分。時刻表
大久野島へは1日7便出ているのでアクセスしやすいです。
盛港には無料の駐車場がありますが、連休などの際には非常に混みあうようです。大久野島では基本的に一般車両は通れません。愛媛に戻る人は盛港の駐車場に置いておくのがいいと思います。
日帰りか宿泊か
大久野島は歩いて一周できるような小さな島。レンタサイクルもありますが、ウサギと積極的に触れ合うなら個人的には歩いて回る方がおすすめです。大久野島の主な観光と言えば、たくさんのウサギとのふれあい、島唯一の宿泊先・食事処である休暇村と毒ガス資料館、かつての毒ガス兵器関連施設跡。フェリーの本数も多いので基本的には日帰りも十分可能です。
ただせっかくなので、時間を気にせずのんびりしたいもの。そんなときは宿泊がおすすめ。休暇村では室内での宿泊だけでなくキャンプ場もあります。夜寝る前、朝起きてすぐ、ウサギがぴょんぴょんしているのを見られるのは宿泊ならではの楽しみだと思います。
大久野島でキャンプをするときの注意点。私たちはテント一式を休暇村で借り、自分たちで設営して一泊したのですが(設営もやってくれるプランもあり)、レンタルしたものはちゃんと整備しているのかなという印象を受けました。テントの説明書は二種類のテントのものが三部入っているだけでなく、説明書は破けて数ページありませんでした。おまけにいろいろなテントのポールがごちゃごちゃ入れられているようで、数もおかしい。BBQ用のトングは曲がっているしというわけで、ちょっと残念な感じでした。
おすすめの訪問時期は?
大久野島でウサギと触れ合いたいなら暑すぎない時期がベスト。夏の暑い時期のお昼は、私たち人間も外を歩いて死にそうになりますが、ウサギも同じ。日陰で休んでいるので、いくら餌で釣ろうとしてもなかなか遊んでくれません。暑い時期に訪れるなら早朝、夕方がおすすめです。
またウサギとゆっくり触れ合うなら、人で込み合う連休は避けた方が無難です。
ウサギとのふれあい
初めて訪れたときは「ウサギ島といってもそこまでたくさんはいないだろう」と甘く見ていた私。でも到着してすぐにそんな思いは吹っ飛びました。港にはウサギ、ウサギ、ウサギ、ウサギ、思った以上にたくさんのウサギがいました。島に到着してすぐにテンションがあがります。可愛い、癒される。足元にもゴロゴロ寝そべっているので、ぼーっとしていると蹴飛ばしてしまいそう。
野生のウサギとはいえ、とっても人懐っこくて、歩いていると遠くから全速力で寄ってきます。餌のためだとわかっていてもキュンキュンが止まりません。
大久野島に行くのに絶対に忘れてはいけないのが、ウサギの餌。私は家からキャベツを持参したのに加え、盛港のフェリー乗り場でウサギの餌を購入しました。ちなみに大久野島ではウサギの餌は全く打っていません。絶対に事前に餌は用意しておいてくださいね。
フェリー乗り場で買ったウサギの餌は小さいので、太ももの上や地面に置いて食べてもらうのがおすすめ。太ももの上にウサギがよじ登ってきてとてもかわいい!ウサギは目が悪いので、地面にまいた餌はけっこうスルーされてしまいました。個人的にはキャベツなどの葉物の方が直接上げられるから楽しかったです。
ウサギに癒される休日を
本当に癒される大久野島。是非訪れて心の洗濯をしてくださいね。この島にはウサギ以外にも歴史について考えさせられるスポットがあります。大久野島を訪れた際は、ぜひこちらも見てくださいね。