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運は使い切れるのか?

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

初詣のおみくじで大吉が出て喜んでいると「あーあ、運を使っちゃった」と言って水を差す人がいる。今でこそ気にしないものの、子どものときは大丈夫かなと不安になったものだ。

よく人生はキャンディやチョコレートの箱に例えられる。箱の中には自分の好きな味と嫌いな味が入っていて、どの順番で食べるか(どのように生きるか)というものだ。運を使っちゃったと言う人は、好きな味の数は限られているのに、こんなどうでもいいタイミングで食べて残念と考えている人ということになる。このタイプは最後に好きな味が残るように、嫌いな味から集中的に食べようとする。

でもそれってどうなんだろう?最後ほとんど好きな味になったところで誰かに取られてしまうかもしれないし、好きな味に手を付ける前に死んでしまうかもしれない。そうなったら、あーあ、好きな味をもっと食べておけばよかったとならないだろうか。

そもそも箱はとてつもなく大きく、暗くて中が見えない。だからあとどれくらい嫌いな味を食べたら好きな味にシフトできるのかもわからないし、全部でどのくらいあるのかもわからない。それなら、もったいないと好きな味を後回しにするものではなくて、好きな味をひたすら食べたらいいじゃないかと思うのだ。

仮に好きな味がなくなったとしても、これが好きなのかと誰かが補充してくれて増えるかもしれないし、自分の好きなものとトレードできるかもしれない。

それでも嫌いな味しか出てこなかったら、それはそのとき。ちびっこがにんじんを克服するように、その味を好きになればいい。ただそれだけだ。

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