ウクライナの、そして世界の平和の危機に対して、私たち個人ができること
ロシアがウクライナに侵攻した。人類は歴史から何を学んできたのだろうと愕然とした。いかなる理由があっても戦争は許されることではない。各国が経済制裁を開始したが、何か個人でもできることはないだろうか。ウクライナの、そして世界の平和の危機に対して個人でできることを考えてみた。
寄付をする
個人でもすぐにできるのが寄付をすることだ。著名人のようにインパクトのある金額でなくても大丈夫。少額でも善意がたくさん集まれば大きな力になるはずだから。例えば3月2日の昼時点で楽天クラッチ募金では3億円を超える金額が集まっていた。
寄付をする際に注意したいこと。せっかく自分の気持ちを届けるのだから、ちゃんと使ってくれる団体に届けたい。ネットで検索すると多くの団体がヒットするが、しっかり調べて納得のいく団体に寄付することが大切だ。使い道を明確にしているか、自分の支援したい分野に使ってくれるのか、過去に寄付の実績があるかなどがポイントだ。
もちろん、もっと手軽に寄付する方法もある。楽天クラッチ募金では楽天ポイント、ヤフーネット募金はTポイントを使って寄付することもできる。使っていないポイントがあるなら、この機会に寄付してみてはどうだろうか。
SNS、デモ等で意思表示をする
SNS等で意思表示するのも戦争反対の手段だ。私などはインスタのフォロワーもわずか、このサイトも閲覧者すらいないかもしれないけれど、それでも戦争反対は表明したい。どんなに小さな声でも集まれば大きな力になると信じて。
その他には、ウクライナの青と黄色を身につけるのも自分の意見を表明する方法だと思う。
チャリティーグッズを購入する
売り上げの全額もしくは一部を寄付するチャリティーグッズを購入するという方法もある。買い物の際には検討してみてはどうだろうか。
ウクライナ産のものを買う、ロシア産のものを買わない
ウクライナを応援するためにウクライナ産のものを買う。ロシアに反対するためにロシア産のものを買わない。これも個人でできることかもしれない。
情報をきちんと入手する
現在どういう状況なのか、なぜこういったことが起こっているのか、今後どんな可能性が考えられるかを知るためにも適切な情報を入手するようにしよう。ネットではフェイクも出回っているようなので、信頼できる媒体、可能ならいろんな媒体から情報収集する必要がある。フェイクに惑わされず、また自分も不確かな情報を拡散しないように心がけたい。
関心を持ち続ける
今でこそ目新しいニュースで注目しているが、そのうち麻痺してくるだろう。ニュースでも取り上げられる頻度が減り、忘れ去られてしまうかもしれない。しかしロシアのウクライナ侵攻は二国だけの問題ではなく、地球規模の大きな問題だ。平和を武力で脅かすことは許さないという姿勢を貫くために、目新しい今だけでなく今後も関心を持ち続けることが大切だと思う。