泳ぐときに水を吸うのが怖い!そんな私が鼻に水が入っても気にならなくなった理由とは?
子どもの頃から顔に水がかかるのが許せなかった私。顔を洗うのも恐怖、泳ぐなんて死刑宣告を受けたようなもの。恐ろしくて恐ろしくて仕方なかった。そんな私がようやく水の恐怖を克服し、平泳ぎよりも遅いクロールが泳げるようになったけれど(あれを泳いでいると言っていいならばだけど)、まだまだ解決すべき課題はたくさん。そのうちの1つが、鼻から水が入るのが怖いというものだ。
「顔を水につけられなかった私が大人になってから克服するためにやったトレーニング方法とは?」「泳げなかった私がクロールで息継ぎができるためにやったトレーニング方法とは?」
少しでも恐怖を和らげるために試したのがノーズクリップ。完璧ではないものの、鼻から水が入るのを防いでくれるので泳ぐ際には手放せないアイテムだった。
ところが、コロナで数年間プールから遠ざかっていたけれど、久しぶりに泳いで驚いた。なんとなくノーズクリップなしで泳いでみたのだが、なぜか気にならない。ノーズクリップなしで泳げるようになっていたのだ。数年間水泳のために何かしたわけではなかったのに、なぜ?
そこで思い当たったのが鼻うがい。アーユルヴェーダにはまって鼻うがいを始めたのだけど、これは片方の鼻の穴にぬるま湯を注ぎ、逆の鼻の穴から出すというもの。つまり鼻に水を入れるということが習慣になったので、泳いだときに鼻に少しくらい水が入っても気にならなくなったということらしい。
水への恐怖を和らげるために始めたわけではない、鼻うがい。けれど結果的に鼻のすっきり感と、水への恐怖克服を得ることができた。やっぱり鼻うがい恐るべし。
泳ぐときに鼻から水が入るのが怖い人は、鼻うがいを試してもいいのかもしれない。仮に泳ぐときに役立たなかったとしても、鼻がすっきりするという効果はあるのだから。