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私たちは何のために学ぶのか?勉強に興味が持てなくなったときに考えてほしいこととは?

 
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のぶのぶ
世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

最近、戦争や世界規模の辛いニュースを見るたびに学ぶことの重要さを改めて痛感している。学ぶということは知識を詰め込むことが目標なのではなくて、その知識を使って世の中の出来事を分析し、考えて、どのように生きていくかということだ。

例えば歴史。昔のことなんか学んで意味があるのかと思うかもしれない。でも歴史を学んでいると、歴史は繰り返していることに気付く。独裁者がとる行動は同じ。権力を集中させ、情報をコントロールする。現状に気付いている知識人は不都合な存在なので抹殺し、言論の自由を奪う。そういったことがわかっていれば、独裁者が出現したときにどうなるかがわかる。逆に言論の自由が奪われたり、情報がコントロールされるような状況が生まれた場合も同じだ。

輸出や輸入、産出国も、なんでこんなものが必要なのかと思うかもしれない。でも世界で何か大きな出来事があったときに、こういったことを知っていれば、自分の生活にどんな影響があるか推測することができる。小麦の産出国がダメージを受けたから、小麦製品が値上がりするかもしれないといったふうに。

外国語なんて普段の生活で使わないのに、勉強する必要なんてあるんだろうか、と思うかもしれない。でも英語などの使用人口の多い言語を話すことができれば、世界に情報を発信することができる。もし自国のメディアが都合の悪い情報を報道していなかったとしても、他国のメディアから情報を得ることができる。

大げさに感じるかもしれない。でもいろいろな知識があれば、国や身近なところが提供する情報をうのみにするのではなく、様々な情報の中から情報を選ぶことができる。好き勝手に騒ぎ立てている声の大きな人たちに盲目的に従うのではなくて、自分で考えて行動できるようになる。学ぶと言うことは、そういうことだ。

私たちは何のために学ぶのか、という答えを大人になって見つけた気がする。

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世界30数か国を旅してきた旅行好き。華奢でおとなしそうな見た目とは裏腹にリュックサック一つでぷらりと出かける行動派。東京のど真ん中から愛媛に移住。トライアスロンに挑戦したり自然を満喫しています。

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