自分のルーツを辿る旅!2023年六甲全山縦走大会に参加してみた!持ち物編
六甲全山縦走大会とは?
関西を代表するロングトレイルのひとつ、六甲全山縦走路。六甲全山縦走大会は、兵庫県神戸市須磨浦公園から宝塚までの全長56キロ(43キロという資料もあり)を1日で歩く大会だ。様々な団体が主催しているけれど、神戸市主催の大会は毎年11月に行われる。
フルマラソンと同じくらいの距離を歩くなら問題なし、と一瞬思ったけれど、よくよく調べてみると累積標高はなんと富士山と同じくらい。めちゃくちゃアップダウンが激しい過酷な(?)大会なのだ。
この大会は時間を競うものではない。自分の力で、自分の責任で、楽しく、そして厳しく歩く、スポーツの祭典だ。
六甲全山縦走大会で役に立った持ち物とは?
六甲全山縦走大会に持って行った食事や飲み物については自分のルーツを辿る旅!2023年六甲全山縦走大会に参加してみた!食事・飲み物編で書いたので、今回はそれ以外の持ち物について書きたいと思う。
ヘッドライトは明るいものを
早朝から夜まで歩き続ける六甲全山縦走大会では、ヘッドライトは欠かせない。命綱と言っても過言ではないくらい。
今回愛用のヘッドライトを使ったけれど、思ったよりも暗くてほとんど役に立たなかった。出発前にはルーメンが適当なものか、ライトの状態に問題がないかの確認が大切だ。
あと忘れがちなのが、予備の電池。私は前日神戸に向かう間、スイッチを入れたまま鞄に入れるという凡ミスをしてしまったため、出発前に電池を使い果たしてしまった。こんなバカなことをする人はあまりいないと思うけれど、予備の電池があるに越したことはない。
絶対にあると助かる、トレッキングポール!
六甲全山縦走大会の持ち物で絶対におすすめしたいのが、トレッキングポール。今回使うまでは、トレッキングポールはおじいちゃんのお散歩に使うもの、というくらいの認識だった。けれど六甲全山縦走大会の体験談を読むうちに、トレッキングポールがあった方がいいらしいということになり、半信半疑で持っていくことにした。
最初の印象は、荷物になって邪魔だなというもの。でも使ううちにトレッキングポールのありがたみが痛いほどわかり、トレッキングポール様!と言いたいくらい重宝することになった。
トレッキングポール様の一番のすごい点は、何と言っても膝の負担を軽減してくれるところ。山道では一歩がかなり大きいこともよくある。そんなときに無防備に一歩を踏み出すと膝に衝撃がかかってしまう。それを分散してくれるのが、トレッキングポール。今回長丁場で筋肉痛になったものの、怪我なく完走できたのは、間違いなくトレッキングポール様のおかげだろう。
そのほかにトレッキングポールが役立ったのは、夜道。今回ヘッドライトの不備で前があまり見えなかったけれど、トレッキングポールを前につくことで、どのくらいの段差が待ち構えているのかがわかり安全に歩くことができた。六甲全山縦走大会に参加する際には是非検討してほしいアイテムだ。