二人のただ者でない男たちの戦いにしびれる!モーリス・ルブランの「ルパン対ホームズ」を読んでみた!
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「ルパン対ホームズ」はモーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズで、私が好きな作品の1つだ。
ルパンを追う老警部ガニマール。しかし事件は一向に解決しない。業を煮やした被害者は事件解決のためシャーロック・ホームズを召喚する。イギリスからやってきた名探偵シャーロック・ホームズと盟友ワトソンとアルセーヌ・ルパンの戦いの幕が落とされた。
日本ではシャーロック・ホームズと訳されているが、原作ではシャーロック・ホームズのアナグラムであるエルロック・ショルメとなっているので厳密にはホームズではないけれど、それでも二人のただ者でない男たちの戦いは読みごたえがある。何よりも二人の、特にルパンのセリフが粋で、学生時代も大人になった今でもしびれてしまうのだ。
児童文学と侮ることなかれ。刺激を忘れた大人こそ読んでほしい作品だ。
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