読み終わったら元気になれる!水野敬也の「夢をかなえるゾウ1」を読んでみた!
あまりにも有名で、ずっと気になっていた 夢をかなえるゾウ1 [ 水野敬也 ] 。今回ご縁があって、今更ながら読んでみた。
夢をかなえるゾウ1 [ 水野敬也 ]は、笑いあり涙ありの自己啓発小説だ。平凡な会社員の元に、関西弁を喋るゾウの姿をしたインドの神様、ガネーシャが現れ、成功に導いていく。と言っても堅苦しい本ではない。ガネーシャの濃いキャラクターに引き込まれて、あっという間に読み終えてしまうこと間違いなしだ。
ガネーシャが教えてくれる成功習慣は、こんなことで成功できるの?という地味なもの。しかしこれらは、過去の偉人の具体例から導き出されたものばかり。 これなら自分にもできそうだと思わせてくれる。
しかし、この本はそれで終わらない。成功するための法則の本、自己啓発の本を読んでも、なぜ人は成功しないのかというところまで踏み込んでいる。その答えは簡単だ。本を読んだことで満足し、法則を実行する人が少ないから。 本を読んで、やる気になって終わるのではなく、書かれたことを実行し、更にそれを続けることで自分の身に付き、習慣となるのだ。
夢をかなえるゾウ1 [ 水野敬也 ]は成功のための本としても興味深いが、主人公とガネーシャの掛け合いがあまりにも面白すぎて、読み物としても楽しめる。 読みながら、ガネーシャの声が鶴瓶にしか聞こえなかった。やっていることは無茶苦茶なのになぜか憎めないガネーシャ。ガネーシャが家に来たら面白いだろうなと想像して、思わず笑ってしまった。
あとは、行動するのみ。