南米から来た「飲むサラダ」!どうせならマテ茶を本格的なカップで飲んでみたい!まずはカップの準備編!
マテ茶って何?
マテ茶は南米で昔から飲まれているお茶のこと。ビタミン、ミネラル、鉄分、カルシウムが豊富で、「飲むサラダ」と言われている健康飲料だ。我が家では定期的にマテ茶ブームが来るけれど、今回はちょっと違った。南米の人が伝統的なカップで飲んでいる映像を見たこともあり、どうせなら本場で使われているカップでマテ茶を飲んでみたい!と挑戦してみることに。
伝統的なマテ茶用の茶器とは?
本場ではマテ茶を飲むときにマテゴード(カップ)と金属製のストロー(ボンビージャ・ボンビーリャ)を使うとのこと。ストローの先には小さな穴があいていて、これが茶こしの役割を果たしているらしい。
今回私が購入したのは、上の写真よりも濃い茶色のマテゴード。手のひらにすっぽり収まるサイズで、可愛らしい。自然の製品ならではの優しい肌触りとにおいに癒される。
マテゴードを始めて使うときにやることとは?
さて、早速使ってみようと思って説明書を見てびっくり。どうやらマテゴードは購入してすぐに使えるものではなく、まずはお手入れが必要だというのだ。どうやらこれにより、マテゴードのひび割れやカビを防いでくれるらしい。
ネットでやり方を調べてみると、書いてあることは人によってまちまち。よくわからないながら、その中で共通して書かれていることをピックアップして試してみることにした。
- マテゴードの内側の汚れを取り除く
天然の製品なので、マテゴードの内側には削りカスがついている。まずはマテゴードの中にぬるま湯をいれ、スプーンで綺麗にする。熱湯ではマテゴードが割れる恐れがあるとのこと。
そんなに汚れているのかなぁと思ったけれど、出るわ出るわ、削りカスを含んだ茶色の水がたっぷり出てきた。ぬるま湯をいれ、スプーンで優しく撫でるのを繰り返し、ようやく茶色の水が出なくなった。これで次のステップに進めそうだ。 - 茶葉とぬるま湯を入れて24時間放置
湿らせたマテ茶の茶葉をマテゴードの金属部分のすぐ下くらいまでいれて24時間放置する。使用する茶葉は出がらしでいいらしい。それにしてもマテゴードをいっぱいにする茶葉は結構な量。出がらしだけでは足りず、新しい茶葉も入れてみたけれど、貧乏性の私はドキドキだった。 - 茶葉を捨て、2をもう一度繰り返す
- 水気をふき取り乾燥させる
茶葉を捨て、中を水ですすぐ。ペーパータオルなどで水気をふき取り、風通しのいいところで乾燥させる。逆さまにして乾燥させるとマテゴードが割れる可能性があるので、口を上向きにして乾燥させるらしい。
数日間のお手入れを終えたマテゴード。残念ながら、見た目の大きな変化は感じられないけれど、丈夫になってくれたと信じよう。早く相方のボンビージャを使って、マテ茶を飲むのが楽しみだ。